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寸劇3:土蜘蛛の巫女
要:‥‥
喜兵衛(以下・喜):‥‥
要:‥‥
喜:‥‥どうするよ、おい。
要:さあ‥‥
喜:ついこの間までドンパチやっていた相手だしなあ‥‥
要:気持ちの整理がつかないし、気持ちの整理がつかないから理屈でも納得できない部分があるのよね‥‥
まず第一に、巫女は、土蜘蛛の人食いをどう捉えているのか?
来訪者の土蜘蛛が「人食いは仕方がない」と言うのは、私たちが牛や豚を食べるような物と思えば、理屈の上では理解できる。感情は別だけど。でも、同じ人間である巫女が土蜘蛛戦争以前の人食いを全く問題がない、一般人の犠牲を軽いと言うなら、駄目ね。許容できない。一般人を、父さんと母さんを軽んじるような人を私は好きになれない。
喜:‥‥もしかしたら、要は巫女よりも土蜘蛛の方が受け入れやすいのか?
要:ちょっと違うわね。自分なりに把握できない苦しさ、と言うのかしら。
土蜘蛛は来訪者で、根源的に別の存在だから、と把握しているから比較的言い分が素直に聞けるのよ。逆に巫女は同じ人間だから、外見から導き出される予想と現実‥‥予想と言うより、人間とはこれこれこういうものだっていう固定観念ね、固定観念と現実のギャップがあって把握できない。理解できない。
そのギャップを感じている原因だと予想しているのが、さっき言った『巫女が人食いの件をどう捉えているか』という点ね。この点がクリアになれば、気持ちの整理が着いて、理屈でも理解できるようになると思うわ。
添嶋君は?
喜:要のようにいろいろ考えた訳じゃねーけど、微妙。いけ好かない奴だと思ってた相手と将棋を指していたら、目に見えない誰かに将棋台ひっくり返されて、次からはお前とお前は仲良くコンビを組め、お前らの相手は今探してくる、と言われた気分だ。
んな事言っても直ぐに仲良くやれるかよー。将棋の対局つーかゴースト退治ならまあ宜しくやってもいいけど、プライベートはまだ宜しくできねえよ。こんな気分。
要:‥‥そう。
喜:うーん‥‥
2007/04/18 (Wed.) Trackback() Comment(0) 未選択
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